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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成30年12月定例会
質問日
平成30年12月12日
区分
一般質問
議員名
小川徹
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資料

要旨

1 今年の干ばつによる農業被害と今後の対策について
 今年の夏は高温による猛暑が続く中、7月から8月にかけて雨が降らず、災害に匹敵する干ばつの年であった。
 当市では、県や土地改良区、JAなどと連携しながら消雪パイプ井戸の活用、揚水ポンプ等の購入やリースに掛かる費用の一部補助など応急的な処置を講じたが、米の出来具合、いわゆる成績は、近年にはない「不作」であった。
 新潟県の作況指数は「95のやや不良」、うるち米1等米比率は79.7%。
 下越北地区の作況指数は「90の不良」、JA北越後管内うるち米1等米比率は72.1%。
 どちらも近年で最も低かった平成27年を下回る結果であり、稲作農家は相当な痛手を受けている。

(1) 稲作を基幹産業と位置付けている中、市長はこの状況をどのようにうけとめているのか。

(2) 稲作農家にとって大打撃となり、収入減少は避けられない状況となっている。基幹産業である稲作が疲弊することのないように対策を講じるべきだと考えるが、市として何か支援策を考えるべきではないか。

 また、この夏は新発田市において最も重要な用水源となる内の倉ダムが枯れ、さらに、加治川ダムも水がなくなり、農業用水だけでなく飲料水の確保も心配された。
現在、加治川流域の農業用水不足の解消に向け進められている国営加治川用水事業が一刻も早く完成するよう、国、県に働きかけ、農家が安心して生産できる環境を整えなければならないと思う。

(3) 国営加治川用水事業が完成した場合、今年のような渇水にどの程度効果が発揮されるのか。

(4) 今年のような干ばつに備え、内の倉ダムのような規模の貯水施設がほかにもあれば対応できるのではないかと考えるが市長の見解は。

2 高齢者の社会参加をどう進めるか
 わが国においては、急速な少子高齢化が進み、本格的な人口減少が見込まれる中、今後、社会の活力を維持していくためには、高齢者が充実したセカンドライフを送れるような活躍の場を作り出すことが求められています。元気な高齢者の「居場所」と「出番」を創り出すことが、地域の活力を維持する最も必要と考えられる課題と言えます。そのため、就労や社会参加に対する意欲と能力を持つ高齢者を社会資源とみなし活用することで、地域の課題を解決し、地域社会の「支え手」となるとともに、高齢者が生きがいをもって社会参加するため、以下のことが重要と思われますが、市の取組みの現状はどのようになっているかお聞きしたい。

(1) 様々な機関の連携と就労や社会参加の情報提供

   @ 市においては、シルバー人材センター、社会福祉協議会、地域包括支援センター等、様々な機関等が高齢者の社会参加に多様な活動を行っていると思うが、地域のニーズと高齢者の就労・社会参加ニーズの確認とそれらの組み合わせによる就労・社会参加ニーズを創り出すためには、各機関の連携が必要と思われる。それぞれの機関同士、又は行政との連携はどのように取られているのか。

   A また、地域の課題やニーズ、就労・社会参加に意欲を持つ高齢者に関する情報を収集し、高齢者に効果的に情報提供する場が必要と思われるが、そのような場の整備はどのように進められているか。

(2) シルバー人材センターには、高齢者の多様なニーズに対応した就業機会の提供が求められており、市やハローワーク等とも協力しながら、ニーズのマッチングの改善を行うことが必要と思われるが、現状と課題は何か。

(3) 社会福祉協議会では、これまでの住民とボランティア活動を結びつけにとどまらず、ボランティア団体の立ち上げ支援、企業と連携したボランティア活動への気運の醸成等、ボランティア活動に参加しやすい環境整備をすることが重要であると思われるが、現状と課題は何か。

(4) 地域包括支援センターは、関係機関と連携し、高齢者が利用・参加できる生活支援のメニューを幅広く提供することが求められているが、現状と課題は何か。

3 現役世代の下支えや企業などの人手不足の解消
 現在、子育て、高齢者に対する生活支援、介護等の分野で、地域社会の支え手の確保が求められており、こうした場で高齢者が働くことを通じ、元気で健康な生活が維持されるとともに、地域の課題を解決し、社会を下支えすることが期待されている。

(1) そこで、中小企業、事業所においては、サービス業などで人手が不足しているようではあるが、市においては、どのような分野で人手が不足しているか。

(2) 高齢者を活用するための企業等との連携、協力体制はどのように考えているか。
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