会派代表質問・一般質問一覧要旨

１　子どもたちの健やかな成長のためにさらなる支援を
　新発田市では、国や県内他市に先駆けて、第3子以降の保育料の無料化・対象拡大など、多くの子育て支援対策を実施し、昨年度は年度内待機児童ゼロを達成したうえ、とくに第3子以降の出生割合の大幅な伸びにつなげました。あらためて、市長のご決断および担当課、関係各位に感謝申し上げます。
　一方、国では平成31年10月を目途に、新たな子育て支援対策として、3歳以上児および3歳未満児の保育料の一部無償化を計画しています。政権政党の公約であることから、実行に移されるものと考えます。財源は消費税の10%への改定とのことです。
　その場合、保育ニーズが高まることが予想されるため、昨年の12月議会で、首都圏などとの保育の｢公定価格｣における｢基本分単価｣の格差の是正についてなど、保育士不足対策についてお伺いしたところです。
　今回は観点を変え、上記の国の子育て支援対策を実施した場合、新発田市がすでに実施している第3子以降のすべての入園児童を無料化した分の資金が浮くことになります。
　この資金は基本的にさらなる子育て支援対策に投入すべきだと考えます。
　また、国では猛暑対策として、教育現場へのエアコン設置の補助も検討しているとのことです。
　そこで、具体的に以下、5点質問します。

（１）　子ども医療費の補助制度を現行の中学生までを高校生まで拡大することを検討できないか。

（２）　第3子以降保育料無料化の対象を拡大することを検　討できないか。また、延長保育の無料化は可能か。

（３）　放課後児童クラブの時間延長を検討できないか。人手不足解消の手段として、民間活力の導入を検討すべきと考えるが、いかがか。

（４）　教育現場へのエアコン設置を検討中とのことだが、段階的であっても、教育現場と相談のうえ、早期に設置すべきと考えるが、いかがか。

（５）　教員の負担軽減と競技力向上につなげるため、部活指導を競技経験のある専門家に委嘱することを検討してはどうか。