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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成30年 6月定例会
質問日
平成30年6月15日
区分
一般質問
議員名
板垣功 (つなぐ会)
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要旨

1 消防団の充実強化について
消防団は、自らの地域は自らで守るという郷土愛護の精神に基づき参加し、消防、防災活動を行っており、地域の安全確保のために果たす役割は非常に大きいものです。しかしながら、全国的に消防団員数は年々減少しており、近年では、少子化の影響で若い世代を中心に適齢期の年代人口が減少しているところではありますが、地震等の大規模災害時を想定し、地域の即応体制上、消防団の活動は極めて重要であり、消防団の減少に歯止めをかけなければなりません。サラリーマン団員の割合や平均年齢の上昇など様々な課題があります。
そこで、この課題に取り組むため、平成25年12月、消防団を中核とした地域防災力の充実強化に関する法律が成立いたしました。消防団の強化につながる法律として期待するところでありますが、法律成立後、どのように変化をしたのか、4点伺います。

(1) 初めに、法律の第3章の基本的施策第14条では、消防団活動が従来からの消火活動や予防・啓発活動にとどまらず、大規模災害における救助活動や避難誘導などに広がりを見せるため、消防団の装備の充実、改善が必要であると定められています。本市消防団の装備充実はどのように改善したか。また、今後どのように進めていくか。

(2) 2つ目に、市職員の消防団員の加入についてであります。公務員の消防団員との兼職に関する特例が第10条にあります。公務員が消防団として活動することは、地域防災の推進を図る上で地域住民からも理解が得られやすいとともに、職員にとっても防災行政の理解促進につながります。今後市職員に対しどのように考えているのか。

(3) 3つ目は、女性消防団員の存在や活動が、災害時に、避難所などで高齢者や女性、子供などに対し、ソフトで細やかな配慮ができる女性消防団員の役割にも大きな期待が寄せられていますので、女性消防団員の増加に向け充足率も合わせ、どのように取り組んでいくのか。

(4) 最後に消防団の活動及び報酬についてであります。消防団は男女にかかわらず地域を守る崇高な使命感を持って活動を行っていると思いますが、年間どれくらい出勤しているのか、又、消防団員の処遇について、消防団員の年額報酬は2万円で活動に対する費用弁償が1回2,100円となっていますが、その職責と日頃の御労苦に報いるためにも、報酬額の引上げに取り組んで頂きたい。
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