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会派代表質問・一般質問一覧要旨

会議名
平成29年12月定例会
質問日
平成29年12月12日
区分
一般質問
議員名
若月学 (新発田政友会)
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資料

要旨

1 地域の歴史や文化を生かしたまちづくりについて
 この度、武庸会の尽力により、長徳寺に堀部安兵衛の墓が建立されました。この墓の建立にあたっては、東京・高輪の泉岳寺、赤穂の花岳寺の皆様にご理解をいただき、新発田の墓碑への納骨が実現しました。
 これは、ただ墓碑を建てたのではなく、歴史的な由緒ある地より正式に認められて墓碑が建立されたということが大変意義深いと思っています。
 新聞やテレビで大きく取り上げられたこともあり、11月26日の墓碑建立後、長徳寺には連日墓碑への参拝者が訪れ、電話での問い合わせも多数寄せられていると伺っています。
 ただ、堀部安兵衛の顕彰など、地域の歴史や文化的な事柄については新発田市民の関心は必ずしも高いとは言えないように感じています。若い世代になればなるほど、その関心度は低いようです。
 しかしながら、地域の歴史や文化的な要素は、城下町新発田のまちづくりには必要不可欠なものであり、観光を考えた場合でも、新発田らしさをPRできる大きな地域資源である事は間違いありません。
 堀部安兵衛や大倉喜八郎に限らず、地域の歴史や文化を活かしたまちづくりの主体は、やはり民間であるべきだと思います。
 行政には、そのバックアップとして、行政間の交流、民間への情報提供、子ども達への教育などを積極的に行っていただきたいと思います。
 その具体的な取り組みとして市長及び教育長へお伺いいたします。

(1)市長は公務での出張の際「赤穂浪士随一の剣豪、堀部安兵衛の出身地・新発田から来た」とPRされているようですが、新発田市として今後、新発田出身の偉人についてどのようにPR活動していくのか方向性を伺います。

(2)市を挙げて署名活動した2020年に向けたNHK大河ドラマの署名活動について署名活動に参加された皆さんも気がかりと思いますが、現在どのように推移しているのかお伺いします。

(3)歴史伝承教育では、以前の私の一般質問で学校には副読本があり学ぶ機会は用意されているとの答弁でしたが、私の知る限り活かされていない様に感じます。市内には歴史や文化に詳しい市民や市民団体が大勢います。また、新しく出来る仮称・歴史図書館と連携して日本語特区の強みを活かす取組として歴史や文化を伝える教育が重要と考えるが、どのように推進及び活用していくのかの方向性を伺います。

2 中山間地域振興の取り組みについて
 当市における中山間地域振興の取り組みも、新発田市らしい魅力づくりに繋がる重要な視点であり、これまでの当市の発展やこれからの将来にわたる持続可能な社会の実現においても、中山間地域で暮らす人々の営みは、農産物や山林資源の供給だけでなく、多面的機能を維持する守り手としても重要な役割を担っています。
 当市では、これまでも中山間地域振興の取り組みとして、中山間地域等直接支払交付金制度及び多面的機能支払交付金の活用や地域おこし協力隊による地域の活性化を行っていますが、本年度は新潟県で「山の暮らしビジネス創出支援事業」という新しい補助金制度が始まっています。
 この事業の活用が、地域で活躍する地域おこし協力隊の活躍の場を広げ、就業の場が確保されることで定住化を促進し、中山間地域の人々がいきいきと生活できる仕組みづくりへと繋がっていくことを期待して質問します。

(1)中山間地域の可能性を広げ、民間事業者や農業団体(地元農業者)のやる気を引き出すため、対象となり得る地域の自治会や農業者、民間事業者などに対し「山の暮らしビジネス創出支援事業」が始まったことをもっと積極的にPRするべきと考えますがいかがでしょうか。市長の考えを伺います。

(2)地域で活躍する地域おこし協力隊の活躍の場を広げ、就業の場が確保されることで定住化を促進し、中山間地域の人々がいきいきと生活できる仕組みづくりに繋げるため、やる気ある農業団体(地元農業者)等に対し、起業に伴う初期投資にかかる費用を市独自で融資する制度を新設できないか伺います。
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