会派代表質問・一般質問一覧要旨
- 会議名
- 令和元年12月定例会
- 質問日
- 令和元年12月11日
- 区分
- 一般質問
- 議員名
- 小柳肇
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- 資料
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要旨
1 DMOの取組状況と今後の観光施策について
市長は、主要政策の一つである「産業の振興」を遂行するため「人のインバウンド&物のアウトバウンド」を主要政策に掲げ、その推進役としてDMOの活用を志向している。
インバウンドによる交流人口の増加は、来訪者のサービス消費や関連産業の経済振興により、圧倒的に競争優位な「経営資源」を持たない地域に於いては、元々ある資源を磨き活用するため元手が掛からず、日本全国津々浦々、猫も杓子も「観光振興」で地域間競争は激化の一途を辿っている。
一方の、アウトバウンド部分に関しては、新発田は「良質米」の輸出に力を入れており、先日も市長自らNYへトップセールスに行ったと報道されている。
理念は解っていても、指を咥えて見ているだけの自治体が多い中、国の補助金を活用して、「少ない経費で未知のマーケットにチャレンジ」することは、現状維持を是とする役所の中では極めて珍しく、ある種の称賛に値すると思う。
しかしながら、昨年の市長選で相手候補から猛烈な批判を浴びたように、その取り組みに対してイメージ出来ていない市民も多数存在する。
今回の質問は、現状の状況に加え、市長が目指す着地点について明らかにしたい。
(1) 米の輸出に関する現状と投下した経費、今後の時間軸と目標数値について
(2) 現状では事実上DMO=観光協会となっているが、このままでいいのか?
(3) 人のインバウンドと物のアウトバウンドの具体的な相乗効果について
(4) 停滞気味のインバウンドに関しての今後の誘客の施策について
(5) キャセイ航空とタイガー航空の新規就航に関しての施策について
2 学区外就学の児童生徒に対するフォローについて
現状では学区に基づき住所地によって、就学先が決定する市立小中学校であるが、家庭の問題をはじめ様々な事情から「学区外就学」を余儀なくされる場合があり、教育委員会としては個別の事情を鑑み柔軟に対応している。
しかしながら、通学援助に関しては自助で賄うことが基本であり、「学区外就学承認」の条件となっている。公金の性格上やむを得ない部分があるが、個々の「ワガママ」と片付けられない場合も多く、事情を考慮すべき段階に来ていると考える。
少子化により前提条件が刻々と変化する中、対応と今後の方針について伺う。
(1) 学区外就学者の通学援助について
(2) 中学校の団体競技のクラブ活動理由による学区外就学者のフォローについて
(3) 団体競技に於ける「クラブ活動」の他校との合同化などの検討について