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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

令和元年12月定例会

質問日

令和元年12月12日 (一般質問)

議員名

青木三枝子
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通告内容

1 公共の場所での受動喫煙防止について
2 中心市街地活性化策と日々の住民の生活を支える店舗誘致について
3 インフルエンザ予防接種の助成について
4 災害時避難所に準備したい物について

一般質問09_青木三枝子議員

一般質問09_青木三枝子議員 (PDF 156KB)

質問要旨

1 公共の場所での受動喫煙防止について
 今年7月1日に改正健康増進法の一部が施行され、受動喫煙防止の観点から人が集まる学校、病院、公共施設等での敷地内喫煙が原則禁止になりました。2020年4月から全面施行となる前に、適切な受動喫煙防止対策を講じる必要があります。
 そこで、人が歩き、集い、交流が生まれる、市民が暮らし易くなったと実感できるまちづくりへの提言の一つとして、今回は、喫煙する本人より害があると言われている公共の場所での受動喫煙の防止について提言致します。
 現在、駅前複合施設民間棟前にあった吸殻入れは撤去されましたが、新発田駅周辺には、駅正面入り口横、居酒屋斜め前、そして、駅構内プラットホームの2か所に吸殻入れが設置されています。駅前複合施設民間棟前にあった吸殻入れが撤去され、居酒屋斜め前の大きな吸殻入れが小さなものに換えられています。長年置かれていた県立病院商店街側入口前にあった吸い殻入れは撤去されましたが、市役所までの歩道に面して、今も2か所に吸い殻入れが残り、歩道を歩く人が、否が応でも受動喫煙をする状態となっています。祭り等、イベントで子どもを含む人が多く集まる場所で喫煙する人を見かけます。歩道を歩きながらの喫煙をしている人もいます。その結果、歩道には吸殻が投げ捨てられます。バス停にある空き缶には吸殻があふれていました。歩きながら喫煙に対して、通学等で普段歩道を歩く高校生から、なんとかしてほしいとの声もきいています。

(1) 健康田園文化都市をスローガンにしている当市として、公共の場での受動喫煙防止対策は重要と考えます。来年4月の改正健康増進法の全面実施に向けて、どのように市が対応されるのか伺います。

(2) 市庁舎の設計段階で多くの市民が喫煙所の設置に反対しました。その反対の声は届かず、喫煙所が設置され、その喫煙所からは喫煙時の煙草の煙が流れ出ていました。現在、職員は喫煙所での喫煙が出来なくなりましたが、路上喫煙の増加等への悪影響が懸念されるとの事で来客者の為として喫煙所が残されました。駅の喫煙所について、JRに勤務されている方に聞いたところ、来年度には屋根付き箱型の喫煙所が設置される方向とのことでした。市役所においても敷地内に喫煙所を残すのであれば、隙間をふさぎ、排出された有害物質を浄化し、無害にして外へ排出できるような対策を取ってほしいと思います。最低限、煙が外に漏れ出ないような対策をとって頂けないでしょうか。

(3) 受動喫煙防止のための新発田市独自の条例制定をしてはどうでしょうか。

(4) 禁煙推進や喫煙する人のマナーについて、現在行われている以上の啓発活動が必要と考えます。市長の見解を伺います。

2 中心市街地活性化策と日々の住民の生活を支える店舗誘致について
 市役所「札の辻広場」でのイベント開催によって、人が歩くまちにするには限界があります。商店街にはアーケードがあります。このアーケードを利用したいものです。今年もハローウイーンのイベントが行われ、多くの親子連れで街が賑わいました。小雨も降っていましたが、アーケードがあることにより、親御さんや子供たちが安心して、ゆっくり、談笑しながら歩いているように見えました。この大切なアーケードと空き店舗を利用させて頂き、少しでも人が歩き、まちに活気が戻り、市民の生活が成り立つようにと思い提案します。

(1) 空き店舗の一部を、常設ではなく、例えば週末だけのチャレンジショップとし、起業を考えている方がその可能性を試すことができるよう、行政が店舗をお持ちの方との橋渡しをするというのはいかがでしょうか。市長のお考えを伺います。

(2) ウオロクが撤退した後のまち中は、イベント時以外は静まり返っています。日々の生活が成り立たなくなり、住民がとても困っていらっしゃいます。現在、商工会議所所有の下越教育事務所が借りている建物の1階の半分が空いています。この建物の裏には駐車場もありますので、市と商工会議所が協力して、ここで雑貨店や食料品店等を開きたいと思う方を募集してはいかがでしょうか。

3 インフルエンザ予防接種の助成について
 平成27年度12月定例会において佐藤真澄議員の、子どものインフルエンザ予防接種に対する助成についての一般質問がありました。その時の市長答弁では、子どもに対する予防接種の効果が明確になっていないとして、実施は今のところ行わないとのことでした。
 今年は、ラグビーワールドカップが開催されたことにより、外国人観光客が増え、9月末頃からインフルエンザ罹患者が増えているとの報道がありました。現在は流行期にすでに入っているそうです。予防接種を受けない若い方が国内外で多くなっていることで、感染症が蔓延することもあるとの報道がありました。来年の夏にはオリンピックが開催されますので、更に流行する事が予測されます。
 多くの文献では、インフルエンザ予防接種によって重症化が防止できるとされています。子どもを持つ親として、予防接種を受けさせたいと思うのは当然だと思います。当市では65歳以上の方は、接種費用5270円が、助成によって1回1650円で接種できます。しかし、子どもに対しての助成はない上に、接種を受ける医院によって費用が異なります。13歳未満の子どもは2回接種が必要であり、特に子どもさんの多い家庭では負担が大きく、受ける事が出来ないとの声が聞かれていました。負担軽減の為に、13歳以下の子ども達への何らかの助成が必要と考えます。

(1) 今もやはり、助成についての市長のお考えは変わっていらっしゃらないのでしょうか。是非、助成の検討をお願い致します。

4 災害時避難所に準備したい物について
 日本各地で災害に見舞われていますが、当市は長い間、大きな災害に見舞われていません。しかし、災害は常に起こるものとして、備えが必要です。避難所設置と同時に、その避難所が機能する為に必要な物、また、配慮しなければならない事、例えば、妊産婦や授乳期にあるお母さんに対する配慮、プライバシーを守る為の対策等、多くあると思います。しかし、今回は、災害時に学校の体育館等で避難される方々が、硬い床のブルーシートの上で過ごすことがないような対策が必要と考え、この点についてのみ質問致します。

(1) 当市のハザードマップを見ると、多くの小中学校が避難所となっています。これらの場所は固い床です。この床で寝起きする事には、多くの問題があります。地域安全課では、段ボールベッドや畳使用について検討されているときいています。私は、特に段ボールベッドの使用が、高齢者や車椅子の方々にとって必要だと考えます。今後の方向性について伺います。また、災害時に備えて早急に対策を講じて頂くようお願い致します。

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