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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

令和元年12月定例会

質問日

令和元年12月11日 (一般質問)

議員名

渡邊喜夫
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通告内容

1 本年産米の品質と米の販売、輸出戦略の現状と課題について
2 小学校での英語教育について

一般質問03_渡邊喜夫議員

一般質問03_渡邊喜夫議員 (PDF 125KB)

質問要旨

1 本年産米の品質と米の販売、輸出戦略の現状と課題について
 昨年の夏は極端な少雨により内ノ倉ダムの水が渇れるほど水位が低くなり、稲作農家は水不足に悩まされた。また、今年の夏は台風の襲来があったものの風雨による大きな被害発生はなかった。そして水田に引き入れる水の心配をすることなく、秋の収穫期には多くの農家では豊作を期待していた。
 しかし稲の登熟や品質に影響を与える出穂期に猛暑日やフェーン現象が続いたため、米粒が白く濁る心白粒や未熟粒が多く出た。結果的に新潟県の米の1等米の比率が33.1%と落ち、販売価格(仮渡価格)も下落した。新発田市に於いても同様の傾向があり稲作農家から落胆の声を多く伺った。温暖化による天候の影響が大きかったが、堆肥などの投入による土づくり、水の駆け引き、田植え時期や品種構成の作付けによって被害を最小限に食い止めた農家もあった。
 また、新発田市管内では一番多く作付けされているコシヒカリや新潟県として新たな銘柄の新之助について、JAはじめ販売農家では新潟米として販売戦略に打って出ている。最近は米輸出のトップセールスで市長自ら新発田市産ブランドの売り込みに力を入れている。
 国内の新発田市産米の販売と輸出の販売戦略について現状と課題など5点伺う。

(1) 本年産の米の1等比率の低下による農家経済の影響について伺う。

(2) 行政として次年度以降の良質米生産対策を伺う。

(3) 新発田市有機資源センターの堆肥が水田の土づくりに活かされてきたが、米の品質低下に効果があったか伺う。

(4) 新発田市有機資源センターの堆肥、及び畜産農家の堆肥について需要と供給の現状を伺う。

(5) 新発田市産米の国内販売と輸出の販売戦略について現状と課題を伺う。

2 小学校での英語教育について
 2020年度から新しい学習指導要領が実施される。小学校3年生、4年生で外国語活動の時間が導入され、5年生、6年生で英語が教科化される。小学校の英語教育について円滑に移行するために2018年度と2019年度を移行期間に定め、新学習指導要領の一部を先行実施されている。新たな教科として加わったことで教員の多忙化と英語の免許資格のない小学校教師が新たに成績表に評価点をつけることよる教師の負担などがある。また授業時間が増えることによる児童への負担も懸念される。英語時間数が増え、授業では英語力、指導力の高い教員の養成が不可欠である。より丁寧で質の高い授業のため、正確な発音やリスニング環境にALTなどの活用が欠かせない。小学校での英語の教科化の導入は期待をしているが課題もある。英語教育に対応する教育委員会の指導体制について伺う。

(1) 移行期間である現行の小学校の英語教育について課題はないか

(2) 小学校の英語教育充実のため教育委員会における英語教育推進体制の考えはあるか(英語教科化に対応した指導主事の設置など)

(3) 小学校では小学校の教員免許ですべての科目を教えられる。しかし英語の指導には、中学校等の英語の教員資格を持っている教師が望ましいと考える。新発田市の小学校に於いて中学校等の教員資格を持っている教師は、どの程度勤務しているか

(4) 英語教育充実に向けて、2020年度からのALTなどの増員について基本的な考えを伺う。

(5) 2020年度からの中学校の英語教育との連携について伺う。

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