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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

令和元年 6月定例会

質問日

令和元年6月17日 (一般質問)

議員名

小坂博司
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通告内容

1 新発田市水道事業の展望について
2 高齢者ドライバーの支援について

一般質問06_小坂博司議員

一般質問06_小坂博司議員 (PDF 181KB)

質問要旨

1 新発田市水道事業の展望について
 昨年12月、水道法が改正された。背景には、「人口減少に伴う水需要の減少、水道施設の老朽化、人材不足等、直面する課題に対応し、水道基盤の強化を図る必要性が高まっている」ことにある。同法は、「『広域連携』『適切な資産管理』『多様な民間連携』の推進で水道基盤の強化を図り、安全な水を安定供給するための制度改正である」としている。また、水道事業を統括する厚生労働省は、水道基盤の強化に向け「将来の更新需要を考慮したうえで水道料金を設定することが不可欠である。概ね3年から5年ごとの適切な時期に水道料金の検証及び必要に応じ見直しを行うこと」としている。
 当市においても、有収水量(料金となる水量)の減少による収入減と、江口浄水場をはじめとする水道施設の老朽化対策や近年多発する地震に備えた耐震化などが喫緊の課題となっている。また、平成29年、運営基盤強化の必要性(国方針)から、市内5地区簡易水道が上水道に統合されている。
 こうした状況から、この6月の水道使用分から平均10.4%増の料金改正と、同時に料金体系の見直しが行われた。
 このことを踏まえ、長期的に安定した水道供給を願い3点伺う。

(1) 老朽化が著しい江口浄水場をはじめとする水道施設(旧簡易水道含む)の老朽化対策と耐震化をどのように進めていくか。
   また、具体的な進捗見込みについて伺う。

(2) 赤字が著しかった簡易水道が、上水道に統合したことによる水道財政に与えた影響と、水道事業の財政健全化へ向けての見通しについて伺う。

(3) 市内において「上水道」が供給されていない地域への方針について伺う。

2 高齢者ドライバーの支援について
 今月4日、福岡市でまたもや高齢者が運転する乗用車が暴走し、男女9人が死傷する痛ましい事故が発生した。4月に12人が死傷した、池袋の事故がまだ記憶に新しいさなかである。
 高齢化が進行する中で、高齢者の運転免許証保有者は、10年前の平成20年では304万人に対し平成31年には595万人とほぼ倍増し、今後も増加すると推計される(内閣府)。
 平成29年の改正道路交通法では、高齢者による交通事故を防止するため、認知症などの対策が強化された。
 「第10次新発田市交通安全計画(平成29年〜平成32年)」では、重点課題として「高齢者の運動機能の低下を自覚させる体験型の交通安全教育を推進するとともに、運転免許証の自主返納制度の利用促進が必要だ」、また、重点施策でも高齢者支援策の推進として「自動車等の運転に不安を有する高齢者等が運転免許証を返納しやすい環境の整備を図る」とし、関係機関の連携が謳われている。
 このことを踏まえ、悲惨な事故の回避と高齢となっても笑顔で暮らせる「しばた」を願い伺う。

(1) 高齢者の運転免許証返納支援事業の現状について伺う。

(2) 高齢者の加害事故防止対策について伺う。

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