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会派代表質問・一般質問一覧

会議名

平成29年12月定例会

質問日

平成29年12月12日 (一般質問)

議員名

川崎孝一 (新発田政友会)
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通告内容

1 緊急告知FMラジオについて
2 文化財行政について

01_一般質問 川ア孝一議員

01_一般質問 川ア孝一議員 (PDF 208KB)

質問要旨

1 緊急告知FM ラジオについて
 平成29年10月1日この議場において、FMしばた、ラジオアガットが開局20周年を迎え、記念式典、及び行事を行い「防災シンポジウム〜もしもに備えて」を拝聴いたしました。
 平成8年本放送開始以来、地域の特性を生かした情報や豊かな街づくりには欠かせないコミユニテイ放送局になっています。
 その前年、平成7年4月1日新潟県北部地震は、重要文化財の崩壊、そして市民生活に多大な影響を及ぼしました。
 災害の発生時における緊急放送は市民の生命と財産を守るための有効な手段であることを認識され現在に至っております。
 平成18年7月緊急告知FMラジオシステム導入・運用を開始しており、平成20年9月に全国瞬時警報システム(J-ALERT)を導入されております。
 開局当初から聞こえづらい地域(難聴地域)として赤谷地域、や菅谷地域がありました。平成の大合併により新たに旧豊浦の月岡地域、旧紫雲寺の藤塚地域、そして旧加治川の金塚地域等の難聴地域が確認されております。緊急時における防災、減災のための平等に情報が得ることができるよう、多くの市民から望まれていました。新発田市、FMしばたで検討を行ってきた結果、必要最小限の中継局を活用しながら放送を行う、ということで平成25年から平成27年に難聴地域解消事業が行われ終了しました。
 その総額1億2千5百80万余りです。緊急告知FMラジオの普及率はどうかと言いますと、平成19年度から平成29年現在で4,594台です。平成27年度難聴地域解消した年は新発田市が、732台、会社団体で15台、個人で11台、平成28年度新発田市では0台、会社・団体で5台、個人の方で8台合計13台です。今年度では、これから購入するんでしょうか、新発田市0台、会社・団体で5台、個人で23台合計28台です。
 市長、こんなことでよいのでしょうか。難聴地域が解消したとたん、緊急告知FMラジオの配布、販売状況がストップしております。大変おどろいております。この状態が市民への情報、災害時の防災・減災及び緊急時の安全安心の情報発信としては余りにもお粗末とおもいます。そこで質問です。

(1) 緊急告知FMラジオの配布、販売状況がストップしていることについて、どうお考えか。

(2) 全世帯の50%以上の普及率でなければ難聴地域解消の費用対効果の意味がないと思うが。

(3) 緊急告知FMラジオの価格(8千円)は高額すぎるので補助対象としては。

(4) 年次計画で普及を。

 多数の市民が待ち望んでおります。

2 文化財行政について
 次に文化財行政について御伺いします。

(1)このことにつきましては平成25年6月の定例会で一般質問させていただきました。その後の計画についてでございます。
 その年の2月に国の文化審議会において新発田市指定、及び新潟県指定を含む出土品が18点が重要文化財として指定されることとなりました。しかし新発田市においては防犯、防火等の観点から展示できる施設がないため、文化庁の指導により今後は県立歴史博物館に寄託する予定とあります。18点の重要文化財は今どこでどのように展示されているか、またその後国の指定を受けた文化財はあるのでしょうか。
 新発田から出土したこれは埋蔵文化財ですけれど、新発田市内で展示することの意義は大変大きいと思います。

(2)次に、当時県の文化財指定を受けている正保越後国絵図であります。大変大きな絵図で10mの5.4mで展示するのも大変広い場所が必要になります。市長、教育長は県立新発田病院跡地整備計画の複合生涯学習施設整備を進める中で検討して行くとの答弁でした。
 歴史教育、及び観光資源の観点から最大限の利用を、そして生かして頂きたいと思います。病院跡地での施設展示はできないようですが、市立図書館が駅前複合施設に移り、旧図書館は坪川洹平氏の寄贈によるもので、(仮称)歴史図書館としてリニューアルされ、来年7月オープンとお聞きしております。
 リニューアルオープン記念事業の一貫として、新発田市より出土した国の重要文化財及び、歴史文化遺産越後国絵図の特別展示会を催していただきたい。市長が標榜しております田園文化都市新発田を内外に示す大きなチャンスではないでしょうか。

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