令和4年 2月定例会
令和4年2月28日 (一般質問)
渡邉葉子
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1 コロナ禍における学習環境の現状と課題について
1 コロナ禍における学習環境の現状と課題について
新型コロナウイルス感染症の拡大はいまだ収束がみえない状況にあります。長期にわたるコロナ禍において、学校行事の中止・縮小は非認知能力や生活習慣に影響を与え、度重なる休校や部活動中止等による学力・体力の低下も懸念されるところです。
加えて、令和2年度より導入された「GIGAスクール構想」による一人1台の情報端末整備等により日本の教育は大きな変化の中にあります。
「Society5.0の実現にむけた政策」の柱の一つは「一人ひとりの多様な幸せと課題解決への挑戦を実現する教育・人材育成」となっております。実際の教育の現場に於いて「一人ひとりの多様」性にあわせた「学習機会の保障」や「学びの個別最適化」は進んでいるのでしょうか。元々は教育現場でのICT化を進めるための政策であったものが、コロナ禍により前倒しされ、現段階では学習保障の側面が強くなっております。
ICT活用に於いては学校間・教師間での格差もあると聞いております。図らずもウィズコロナという状況にある現在、人との結びつきや心の大切さやメンタルヘルス等再認識しつつ、従来型教育とオンライン教育の融合性を高める必要があるかと思います。
コロナ禍においてICT化もより良い形で進めながら子ども達の健やかな発達と学習機会が守れますことを願い質問致します。
(1) 本年度、コロナ禍に起因する休校数・休校日数と休校の判断基準は。
(2) コロナ禍に起因する不安欠席児童・生徒の実数と対応はどうであったか。
(3) 休校、休業時における児童・生徒への対応について
@ 学習面、生活習慣面での具体的な対応は。
A オンライン授業の実施はあったか。(実施頻度・内容)
B 今後に向けての課題は何か。
C 発達障害・2E児等への対応にICTは活かされているか。