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請願の詳細情報

請願第1号 「しばたミュージアム」の早期建設を求める請願書

受理番号
請願第1号
受理年月日
令和元年8月26日
付託委員会
社会文教常任委員会
委員会付託年月日
令和元年9月2日
議決結果
採択
議決年月日
令和元年9月27日
紹介議員
若月学
阿部聡
石山洋子

請願の内容

請願第1号
  「しばたミュージアム」の早期建設を求める請願書

請願趣旨
 私たち「しばたミュージアム設立推進市民会議」は、田園文化都市ひいては新発田のアイデンティティを温故知新に求めることができると考えます。そして、未来に繋げるための過去の探求は、「しばたミュージアム」の建設と的確な運営により実現すると確信しています。
 具体例を示してみます。まず、古代遺跡から出土する「火焔型土器」は、豊かな大地に着目した古代人の叡知の結晶です。そして、自然の潟湖を緑の沃野へと変えるという、先人の努力が積み重なった結果として、今日のふるさと新発田が存在します。さらに、新発田藩の時代に目を向けると、この地に芸術文化が栄える土壌が育まれ、数多くの芸術家を輩出してきました。
 ふるさと新発田の地で生まれた豊かな文化遺産の数々ですが、現在その一部が危機的状況下にあります。かかる状況を踏まえ、「しばたミュージアム」の早期実現を切に要望します。この施設は文化遺産を意図的系統的に収集・整理・保管し、展示・教育する場所です。さらに歴史・美術・民俗を中核とする施設として意義ある機関となるでしょう。
 地政学的に見て阿賀北地域の中心になる新発田市には、十万都市を維持・発展させていくという使命があります。その使命を果たすため地方創生が急務となっています。子どもたちの豊かな感性と情緒を育成したり、内外の観光客増加を図ったりする必要があるのです。
 こうした地方創生、言い換えると市の活性化策において、豊浦・加治川・紫雲寺をはじめとする市内各地区を有機的に結合し、オール新発田の体制を整える点がポイントとなるでしょう。このような局面において「しばたミュージアム」が必ずや核として機能するであろうと、私たちの期待は大きく膨らむばかりです。
 平成22年8月、市総合政策部は「県立新発田病院跡地活用整備計画」を提示し、「博物館などの複合・生涯学習施設は、平成29年以降実施する中長期整備計画の中に入る」と明示されました。ここに、その意を体する複合・生涯学習施設として、博物館・美術館の機能を持った「しばたミュージアム」の建設について請願する次第です。




請願事項
1 「アイネス」(県立新発田病院跡地)に、博物館・美術館の機能を有する「しばたミュージアム」を早期に建設すること。
2 庁舎内に「しばたミュージアム建設準備室」を設け、建設に係る諸事業及び国や県各種事業に即応する活動を展開すること。
3 ミュージアムの企画・運営に不可欠であり、その生命線でもある「学芸員」を長期的・計画的に育成していくこと。
4 市民・行政・学芸員を交えた「しばたミュージアム検討委員会(仮称)」を設置し、元気な新発田の原動力たり得る諸準備活動に取り組んでいくこと。


令和元年8月26日 

新発田市議会議長 比企 広正 様

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