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陳情の詳細情報

陳情第6号 市議会議場での国旗掲揚の中止を求める為の陳情書

受理年月日
平成28年2月3日
受理番号
陳情第6号
委員会付託日
平成28年2月25日
付託委員会
議会運営委員会
議決年月日
平成28年3月10日
議決結果
不採択(賛成なし)
賛成0、反対26

陳情の内容

陳情第6号
  市議会議場での国旗掲揚の中止を求める為の陳情書

陳情の趣旨及び陳情事項
 先日、街角で一主婦からの通信23号を入手した。それによると昨年12月21日、新発田市議会の会派正副会長会議で議場での国旗掲揚が決定し2月定例会から実施されるとあった。
世の中には旗馬鹿と嘲笑される狂人が存在したことを記憶する一老人であるが、彼らの多くは戦争の犠牲者であり哀れな人達であったと聞いた覚えもある。日活映画、警察日記に故東野英二郎氏が兵隊服姿で日の丸を振りバンザイ!バンザイをくり返す姿があった。
いわゆる旗馬鹿なる狂人は敗戦後70年も経過した現在、気の毒ではあるが死に絶えたものと思っていた。そうではないらしいことを先に引用したパンフで知り呆れている。
小生は高齢者ではあっても戦後生まれの人間であり日の丸も君が代も格別嫌ってはいない人間である。日の丸と君が代が天皇のシンボルとして侵略戦争の道具にされアジア諸国の人々の憎しみと恨みを買っていることや戦争に動員された為に大変な犠牲と損害を払わされた国民中の重大被害者の憎しみと恨みを買っていることを体感としては知らない世代に属しているのだ。
しかし日の丸君が代にはいまだに清算されていない暗い前科が存在することは事実である。さればこそあの小淵内閣時代に国旗国歌法が制定された際に官房長官野中氏はこれらの使用の強制はしませんと談話を出して国民に理解を求めただけだったのだ。どこの国にも定められた国旗国歌が存在するから日本での国旗国歌論争に決着をつけただけであり、これを国民に強制しないとする談話形式の表明は妥当だと感じたものだ。 
新発田市議会中にはアナクロ親父が多少は存在しているのだろうか?旗馬鹿に見える人達がいることはいるとパンフを見て感じるが。
新発田市議会に俗に云う旗馬鹿議員が何人いるかは不明ではあるが、国旗掲揚には前述の如き重大問題が含まれているのだ。議会各派正副会長たちのうちわばなしで決めるような軽くて阿呆なはなしではない。定例市議会に提案し全議員参加の議場において採決すべきことだ。2月定例会冒頭からの掲揚は中止すべきである。以上が本陳情の趣旨であり陳情事項である。議員各位のまじめな議論の展開を希望する。

平成28年2月2日

新発田市議会議長 小川  徹 様

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