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陳情の詳細情報

陳情第1号 違憲状態の衆議院を解散させる為の行動を求める陳情書

受理年月日
平成25年5月21日
受理番号
陳情第1号
委員会付託日
平成25年6月3日
付託委員会
総務常任委員会
議決年月日
平成25年6月24日
議決結果
不採択(賛成なし)
賛成0、反対26

陳情の内容

陳情第1号
  違憲状態の衆議院を解散させる為の行動を求める陳情書

陳情趣旨及び陳情事項
 裁判所が違憲無効と判決する可能性を無視して当時の首相と野党党首の談合、野合により、実施された先の衆議院総選挙からまもなく半年が経過する。
 この間に、16件の高裁判決が3月中に出された。予想どおり憲法違反だと認められた。
 しかし、2ヶ所の判決が違憲無効と判決を出した他の高裁判決は無効ではないと云った。事情判決なる便利なことばがあるのだとか。
 愚鈍な小生には、違憲だが無効でないとする判決は、全く理解できぬ。主権者をバカにした屁理屈と呼ぶべき暴論だ。もし、子供が親に向かってこんな屁理屈を並べたなら、確実にげんこつをくらわせられるに決まっている。
 高裁判決から、3ヶ月とか、100日のうちに最高裁の判決が出される筈だが、今のところ音沙汰なしなのは、最高裁はマスコミの論評と世論の動きを注視しているのだろう。俗に云う様子見である。
 マスコミは心得たもので、有力者に嫌われる論評は吐かぬもの。以心伝心というものだろう。
 最高裁が様子見を決めこみ、マスコミが素知らぬそぶりでいるからか、首相は違憲選挙で大勝しただけなのに、すっとぼけている。2、3度国会中継を見た限りでのハナシだが、彼は0増5減は司法の要求だと答弁していた。1票の格差を是正せよと云うのが司法の要求なのであり、0増5減ではないのに。
 こんな人をバカにした答弁詭弁を非難する質問議員がいない。小生は5月14日、AM11:30市の食堂で、おべんちゃらをつかう野党議員の質問の中継を見た。20日のPM3:00、自宅でラジオを聴いた。野党議員かどうかは知らぬが、若手らしい声で、この議員もおべんちゃらを並べていた。
 輪転機をくるくる回して、日銀はお札を刷りまくっているらしい。経済の仕組みを知らぬボンクラ老人だが、勝手に想像すると相場師、山師がドルで安い円を買いまくりそのカネで日本企業の株を買いあさっている様に見える。ここぞと云う時たたき売れば、大もうけは確実だろう。
 つい3ヶ月前まで、9,000円台だった株価が現在は15,000円近いと聞く。数ケ月で150%に値上がりなら大もうけだから相場師が日本株をたたき売る日は近い筈。その時日本は20年前のバブル破綻の再来に遭うのではないかと心配である。
 安倍人気というか、若手のおべんちゃらを嗤う話がつい脱線した。話をもどす。
 0増5減は司法の要求と詭弁を弄する首相が憲法第96条を改正したいと騒いでいる。ちょっと待て、君は違憲議員であり違憲首相だ。他の違憲議員ともども違法な人が、こんな重要なことを発議するのは困る。不法、犯罪的暴挙というものだ。
 新聞、テレビなど、単なる言論商人でしかないから暴挙に対する非難、批判はやりそうもない。
 そこで小生は、尊敬する新発田市議会の議員各位に期待し、陳情します。
 安倍首相はのんきに最高裁の判決を待つのではなく、2.43倍の格差があり0増5減をやっても、2倍以上の格差が生じるという現状を考え、なるべく早期に衆議院を解散し、再選挙を実施せよと申し入れてもらいたい。
 本来なら、いますぐ解散と云うべきだが、きちんと選挙区を見直し、少なくとも2倍以下の格差にと是正するには、ある程度日数がいる筈だから、可及的すみやかにと云うのである。
 主権者は国民なのであって、首相や議員などではない。彼らはパブリックサーバントでしかないのだ。わかりきった話であるが、これを忘れている者が多いようなので、蛇足ながらひとこと付け加える。
 以上が陳情の趣旨であり陳情事項です。
 各位のご理解を期待いたします。

平成25年5月21日

新発田市議会議長 宮野 昭平 様

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