現在位置 :トップページ陳情の詳細情報 › 新市庁舎建設地を新発田病院跡地に再考を希望する陳情書

陳情の詳細情報

陳情第5号 新市庁舎建設地を新発田病院跡地に再考を希望する陳情書

受理年月日
平成24年2月7日
受理番号
陳情第5号
委員会付託日
平成24年2月29日
付託委員会
総務常任委員会
議決年月日
平成24年3月12日
議決結果
不採択(賛成なし)
賛成0、反対26

陳情の内容

陳情第5号
  新市庁舎建設地を新発田病院跡地に再考を希望する陳情書

陳情趣旨及び陳情事項
 新市庁舎の建設地をめぐっては、昨年8月の市議会臨時議会での混乱の後、市民運動による署名騒ぎまで発生したが、ここに来て市長の腹案どおりに決着した様に見える。
 小生は現庁舎跡地使用案とNTT隣接地使用案双方に不賛成であり、これは既に何度もくり返しているのでここではくり返さない。
 しかし10万市民の1人として新発田市の名誉の為陳情したい。内容はこれも何度も主張して来たものだが、どうかお聞きいただきたい。
 12月定例市議会冒頭の行政報告の1項目として、旧病院跡地取得は平成25年3月31日までには出来ると市長発言。県の都合で1年おくれたがこちらは金を用意して待っているのだと。先日配布の市議会だより第102号にも掲載されている。5棟ある建物を全て壊し更地にした跡地は26,882u、8,146坪あり7億円で購入すると決定したと記憶している。つまり1年ちょっと待てば新発田城表門前の超1等地8,000坪が手に入るのだ。敷地の広さといい位置として申し分のない表門前の土地に新市庁舎を建てなくては、新発田市はひとり首長のみならず10万人の市民が世の嘲笑を買うことになる。後世の市民から愚劣さを恨まれるのは確実だ。
 広報しばたNo.1317号には新市庁舎建設位置図が掲載された。購入が未定の他人の土地までオレンジ色にぬっている。1318号に1.3億円とあるのがその費用なのだろう。
 新計画の致命的欠陥は他人の土地を高額で購入したとしてもたった12,000u、3,000坪足らずの狭さである。土地の形が逆L字型というのも重大欠点である。2.2億円もかかる設計図は近々示されようが変則的な建物で鉛筆の様なるノッポビルになろう。不景気なシャッター街の真中に鉛筆ビルだけが煌々と明かりをともす殺風景なマチをうたった短歌が数年前購読紙の短歌欄に載り、小生は当時の市のご担当にご一読いただいたことがある。まさか新発田市がそのような幽霊街になることはあるまいが不安なことである。
 新発田市議会の議員各位にお願い申し上げる。合併特例債の延長だけでなく、ここに綴ったような事情変更が発生しているのだから、議会として本陳情をご採択いただきあわせて執行部にご勧告いただきたい。新発田市の名誉のためであります。
 なお市長のご発言には新計画を急ぐ理由としてコンピュータのデータ消失を防がねばならぬとあったが笑止。ソフトのコピーぐらい備えていて当たり前だから。蛇足ながら付記。
 以上が陳情の趣旨であり陳情事項であります。ご賛同たまわりますよう重ねてお願い申し上げます。以上

 平成24年2月6日

 新発田市議会議長 宮野 昭平 様

Copyright(c) 2012- 新発田市議会公式サイト Shibata City Council. All Rights Reserved.